成澤 俊輔さん

Shunsuke Narisawa

どんな人も多様な働き方で
社会と繋がることができる

9月25日(火)に行った第2回目のプレゼンターは、障がい者やうつ・ひきこもり支援を行う成澤俊輔さんでした。ご自身は、3歳の時に先天的難病の網膜色素変性症と診断され、その後徐々に視力を失ってゆくことに。現在は「世界一明るい視覚障がい者」というキャッチコピーで、地方の人手不足やIT化、雇用創造などにも精力的に取り組まれています。今回学ばせていただいたのは「どんな人も多様な働き方で社会と繋がることができる」ということです。現場で障がいを持つ方たちの支援を行う成澤さんだからこそ、話すことのできるリアルな内容ばかりで、心を打たれ涙を流す方もたくさんいました。

コミュニケーションが苦手な
アメリカの社長秘書の話

その中から、今回は1つお話を紹介します。アメリカのとある企業では、ダウン症で字が読めず、コミュニケーションが苦手な社長秘書が活躍しています。
なぜダウン症の方を社長秘書に?と疑問に思われた方もいらっしゃるかもしれません。その方の主な業務は膨大な量の機密文書のシュレッダー処理。私たちは、不要な書類をシュレッダーにかける際、中身を読むことがあると思います。時折、それを誰かについ話してしまうことも…。もうお分かりでしょうか。この経営者は、「字が読めず、コミュニケーションが苦手ゆえ、機密情報を他に漏らさない」という点を強みと捉え、最適なポジションにこの方を配置したのです。

ありがとう、ありのまま、
なんとかなる、やってみよう

「働く」の語源は「傍(はた)を楽にすること」という説があります。目の前のお客様を、あなたの身近な人を、同僚を、世界の人々を、これから先の未来を生きる人々を、「楽にする」ために。それを、「働き方」という観点から考える時間となりました。「幸せな社会の共通条件は、『ありがとう』『ありのまま』『なんとかなる』『やってみよう』です。こんな考え方を大切にする、お互いが声を掛け合う会社をつくってみませんか?」成澤さんの言葉に、一同深く感銘を受けました。

心打たれる回でした

今回、参加人数は50名ほど。参加いただいた皆さんからは、

「強み、弱み、色々な考え方。幸せな組織とはどのような組織なのか考えさせられた」
「人の強みを見つけることの素晴らしさを学ぶことができた」
「楽しく働ける会社にみんなでしていきたい」
「いろいろな働き方を探してみようと思った」

など、嬉しい感想をいただきました。「働くことはこんなにも楽しい。」それを色々な角度から、熊本の皆さんと一緒にこれからも学んでいきたいと考えています。

 

次回C.school第9回 出演者は・・・

 

●椿原ばっきーさん / PRディレクター、熊本クラフトコーラ 発起人
●田村祐一さん / 銭湯の革命家

 

こちらも面白い回になりそうです。
9/24(火)19:00から、予定を空けておいて下さいね!

 

 

成澤 俊輔(NPO法人FDA理事長)
自身が視覚障害・てんかん・引きこもりの経験を持つ。「世界一明るい障害者」として全国で講演を行う。障がい者雇用のコンサルティグ・ キャリアカウンセリングに従事し、 これまでの各種相談件数は5000件以上。誰でも働ける、大丈夫というメッセージに涙を流す参加者も多い。
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