河東 梨香さん

Rika Kawato

みんなが知りたい、
センスの正体と高め方

10月23日(火)に行った第3回のプレゼンターは、テキスタイル&インテリアデザイナーの河東梨香さんでした。参加者は約60名。回を重ねるにつれ、社外の方の比率が高くなってきています。口コミや紹介で、ご友人などを連れ立っての参加者も多いよう。これは、私たちにとっても嬉しい変化です。テーマは、「SENSE=CREATIVE~みんなが知りたい、センスの正体と高め方~」。河東さんによると、センスや役割は住む人の暮らし方、文化、時代、性別で異なるそう。今回は「住む地域によっての違い」をみんなで一緒に考えました。

センスの正体とは?

色彩感覚

例えば、色彩感覚。日本は湿度の高い国です。空気がカラっとしているヨーロッパなどに比べ、遠くにいけばいくほど、色が混じり合うような見え方をするそう。だから日本では、繊細な色使いの方がより親しみやすく、好まれるようです。

素材感

次に素材感。美しさとともに、機能性をも重要視してきました。例えばという素材。石造りよりも、木よりも、冬は暖かく、夏は涼しい素材だということをみなさんはお気づきでしょうか?また、障子は、光を通しながらも視線を外すことが可能です。華美な装飾はないけれども、日常の機能と併せ持って、その中に美を見出す、日本ならではの「センス」はそういったところにあるのでしょう。

比率

今回の講義の中ではいくつかワークがあり、中でも盛り上がったのは、身の回りにある「黄金比」「白銀比」(美しいとされる比率)を探すワークです。身近なモノや体、顔のパーツを測りあいながら、美しい比率を、参加者一同熱中して探しました。

センスとは論拠のあるもの

感覚として捉えがちな「センス」という言葉、一般的にそれを「学ぶ」機会のある人は少ないのかもしれません。実はセンスは感覚ではなく、適した色、素材感、地域など、論拠のあるものなのだということが分かりました。

 

次回C.school第9回 出演者は・・・

 

●椿原ばっきーさん / PRディレクター、熊本クラフトコーラ 発起人
●田村祐一さん / 銭湯の革命家

 

こちらも面白い回になりそうです。
9/24(火)19:00から、予定を空けておいて下さいね!

 

 

河東梨香(tonaデザイン事務所)
テキスタイル&インテリアデザイナー。米国のロードアイランドスクールオブデザイン大学テキスタイルデザイン科を卒業。日本で有数の繊維メーカーに就職。大手自動車会社向けファブリックのデザインと開発を経験。現在は独立し、東京をベースに色と素材感を大切にしたデザインで国内外で活動。
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